
久米康宏ってどんな人?
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久米康宏 先生
(くめ・やすひろ)
YASUHIRO KUME
2015年東海大学医学部卒業。2015年国際医療福祉大学熱海病院入職。2017年以降は、医療法人社団根岸病院根岸病院、メンタルクリニックいたばし、ひだまりこころクリニックなどに精神科医として勤務。横田基地日本政府産業医、復興庁福島復興局健康管理医など産業医としても活動。2018年コミックス・ウェーブ・フィルム(新海誠スタジオ)産業医就任。2018年株式会社クメンタを設立。2019年 クメンタクリニック 開設。
産業医、メンタルヘルス法務主任者、産業保健法務主任者、日本精神神経学会、日本周産期メンタルヘルス学会、日本発達心理学会、日本児童青年精神医学会、日本東洋医学会、日本皮膚科学会
1. 想い
はじめまして、久米康宏です。
僕が大切にしているのは、人を思いやり、心と体の健康を守ることです。医師として働く中で、多くの方が病気やケガだけでなく、心の痛みや悩みを抱えていることを知りました。僕が目指しているのは、単に病気を治すだけでなく、みなさんの「心」も一緒に支える存在であること。僕が「魂の医師」と呼ばれる理由も、そんな想いがあってのことなんです。

2. 生い立ち
決して楽なものではありませんでした。
私の人生は決して楽なものではありませんでした。大阪で育ち、家庭環境も厳しかったため、小さい頃から生きるために多くのことを学びました。その経験が今の私を作り、困難に直面している人々に対して、少しでも力になれればと思うようになりました。生い立ちについては、ぜひ漫画を通して読んでいただければと思います。

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3. 虐待の過去
私は幼い頃、虐待を受けていました。
僕は子どもの頃、親から激しい暴力やひどい言葉を浴びせられることが多かったんです。でも、その一方で、猫なで声で機嫌を取られたり、ものすごく溺愛されることもありました。『もっとできるようになれ』って求められることもあれば、逆に『お前なんか何もできない』って、親よりもできる部分ですら全否定されることもありました。
親の外での立派な地位や、社会的評価を見せられながら、家の中では最低な振る舞いを見せられる。そんな矛盾した環境で育ったせいか、僕の中には社会に適応しづらい価値観がどんどん育っていくことになりました。
例えば、父親はよく『俺は偉いんだ』って誇示してきて、周りの人も『君のお父さんは偉い人だから』って受け入れを強要してくる。だから、本来なら守ってもらえるはずの親に対して、恐れや憎しみを感じるようになったんです。場合によっては親から自分を守らないといけない、そんな気持ちもありました。でも、生きるためには理不尽でも従わないといけなかったんです。
父は医者であることを誰よりも誇りにしていました。でもそんな中で『お前は出来が悪いから医者になるしかないんだ』とか、『こんなにしてやる親なんて他にいないんだぞ』言われることもありました。

4. 考えていること・目指していること
未来に向けて大きな目標を掲げています。
私は今、未来に向けて大きな目標を掲げています。それが『クメンタウン』の構想です。このプロジェクトは、誰もが安心して暮らし、働ける社会を作るためのビジョンです。医療、福祉、教育を一つに融合させ、全ての人々が心と身体の健康を維持できる環境を目指しています。
もちろん、産業医としても活動を続け、企業で働く人々の健康を守り続けますが、このクメンタウンという夢の実現を通 じて、もっと多くの人々に貢献できる日を心待ちにしています。

